Our World 2.0よそおい新たに

Our World 2.0ウェブマガジンを、装い新たにお届けできることとなり、私たちは誇りと喜びでいっぱいだ。昔からの読者には、引退したばかりのベータ版と比べてずっとアクセスしやすくなったと感じてもらえたら嬉しい。初めてこのサイトを訪れてくれた方々には、是非ためらわずに飛び込んできてほしい。

誕生から20か月経ち十分に成長を遂げたOur World 2.0は、現代の最も差し迫ったテーマについて、魅力的かつ信頼のおける声を(日本語と英語の2カ国語で)これまでお届けしてきた。高品質の内容を最高レベルのデザイン(ウェブログ大賞2008の“ベストブログデザイン賞”受賞)に乗せて、洗練されたウェブマガジンをご提供してきたのに加えて、今回の新バージョンではソーシャル・メディア・ツールを組み合わせ、私たちの次なるステップを目指している。

2008年7月の第1回目の記事にさかのぼってみよう。私たちはまず、地球の抱える諸問題(もともとは気候と石油と食料の3つで、後に生物多様性が加えられた)が、なぜ当サイトの主要テーマとなっているのかを説明した。地球規模の経済危機の只中にあった当時、これらの危機的諸問題が互いに絡み合いひとつの問題へと収束するのを世界は目撃していた。私たちはこれをかつてない状況と感じたが、今もそれは変わらない。様々な分野の専門知識と経験を持った人々が、目下の課題と来たる課題を解決するため協力し始める必要があるのだ。

第1回目の記事は、Our World 2.0の名前の由来についても語っている。「ウェブ2.0」が共有と共同創造に基づいた新次元のウェブの姿を表現していることにならい、私たちのウェブマガジンも、世界はそれと同様の協調の精神を必要とするという信念を表明して名付けた。新デザインでの再出発を機に、私たちはこの強力な場をいかに効果的に活用し、世界の仕組みを幅広く変えてゆけるのか、新たなる探求を始める。

これまで1年半の間、私たちは気候変動と資源問題について、現場からの非常にパーソナルな生の声をすくいあげるために革新的な取り組みを続け、フィルターがかからず、あまり取り上げられていない声を選んで紹介してきた。また、本質的な社会通念ともなっている科学的かつ政策的な情報を抽出し、できるかぎり身近に感じてもらおうとしてきた。

これまで記事を寄稿してくださった方々、そしてフリッカーからの写真の掲載を承諾してくださった方々に、この場をお借りしてお礼を言いたい。

そして誰よりも読者の方々に感謝したい。これまでの支援、そしてコメントやフィードバックをとてもありがたく思っている。私たち一同より皆様にお礼を言いたい。とりわけ喜ばしく思うのは、非常に多くの学生の方々が、このウェブマガジンを学習の補助教材として利用してくれていることだ。

初めてこのサイトを訪れる方々には、まずOur World 2.0のコミュニティのメンバーになることをお勧めする。Facebook, Mixi, YouTube, Vimeo, iTunes、そしてもちろんTwitterでもご参加いただける。そして気に入った記事があった時は友達とシェアしてほしい。また私たちのRSS に登録していただくのも、最新情報を得る絶好の方法だ。今回の新デザインでは、これらの操作をすべてワンクリックでできる便利なボタンが右上に用意されている。

私たちは今後ともオリジナルのストーリーを伝える努力を続けていく。より持続可能な未来に向けて取り組んでいる傑出した人々について、読みやすい記事、短いビデオブリーフ、ポッドキャスト、フォトエッセイなどの形で、これからも発信していきたい。そして究極の夢は、さらに多くの読者やライターや視聴者やコメント投稿者たちとつながり、皆様と手を取りあって我々の世界を向上させていくことだ。

感謝の気持ちをこめて。

The Our World 2.0チーム一同より

翻訳:金関いな

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Our World 2.0よそおい新たに by キャロル・スミス is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.

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著者

キャロル・スミスは環境保護に強い関心を寄せるジャーナリストで、グローバル規模の問題に公平かつ持続可能なソリューションを探るうえでより多くの人たちに参加してもらうには、入手しやすい方法で前向きに情報を示すことがカギになると考えている。カナダ、モントリオール出身のキャロルは東京在住中の2008年に国連大学メディアセンターの一員となり、現在はカナダのバンクーバーから引き続き同センターの業務に協力している。

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