Image courtesy of Scott Butner

OurWorld 2.0へようこそ

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「Our World 2.0」は国連大学が発信するウェブマガジン兼ドキュメンタリーシリーズだ。近年、深刻化する気候、原油、食糧、生物多様性をはじめとする地球規模の問題に焦点を当てて取り組んでいる。

これらの諸問題が引き起こす事態に、世界中の人々がかつてないほどの影響を受けることは明らかだ。誰も「自分には関係ない」などと言ってはいられない。グローバル化され相互につながり合うこの世界で、隔離された自由な生活を送ることはほぼ不可能である。

従来のやり方はもはや選択肢ではない。そのやり方で、我々の環境はこんなにも破壊されてしまったのだ。幸いなことに、現在そして来るべき世界的課題を解決すべく、さまざまな分野の専門家たちによる共同作業が始まっている。

我々が取るべきは、従来とは異なる新しい方法だ。我々は日々「我らの世界」を作り変えているが、今こそ、その方法を見直す素晴らしい機会であり、より良い世界を作るチャンスは心から歓迎すべきことである。

名前の由来

「Our World 2.0」は地球にとっての第二のチャンス。新たな物語であり、新たなストーリーだ。テクノロジーは偉大だが、すべての問いに答えてくれる訳ではない。むしろ課題は我々の意識にある。環境、経済、そしてテクノロジーについての考え方を、我々は根本から変える必要があるのだ。これについては長年議論されてきたが、一向に変わらなかった。今こそ、変革の時なのだ。

「Our World 2.0」は「ウェブ 2.0」の考え方からヒントを得ている。「ウェブ 2.0」を知らない方々のために、簡単に説明しよう。ワールドワイドウェブが生み出された当初、ウェブサイトのほとんどは、基本的に「自分たちについて」のみを掲載していた。初版のウェブは、インターネットユーザーに情報を押し付けていたとされている。ユーザーが何を探しているか、またユーザー側の意見には、ほとんど配慮がされていなかった。実のところ、それは情報を過保護に与えつづける実世界の、単なる反射像でしかなかったのだ。

「ウェブ 2.0」は、共有と共同創造に基づく新たなバージョンのウェブで、その実例は多数ある。例えば、ブログを通して意見交換をするブロガーたち。ウィキペディアに執筆、編集、管理する人々。ユーチューブに動画を掲載する人々。フリッカーで写真を共有する写真家たち。目にするもの、興味をそそられるもの、気に入ったもの、気に入らなかったもののすべてを論評する人々が、何百万といる。

今や、すべてが接続可能で、より多くの事をより簡単にできるのだ。ビデオはここから、写真はあちらから、ニュース画像は別のサイトからと、ウェブのさまざまな情報源から、コンテンツを取得することが可能だ。自分のサイトをセットアップさえできれば、大勢の人々があなたのウェブサイトを訪れ、コンテンツを取得する。それはまさに巨大な、相互に連結し合う生きたウェブなのだ。

「ウェブ 2.0」は、我々の物事の進め方にも、多大な影響を及ぼしている。音楽からヒトゲノムまで、さまざまな分野でたくさんの人々が互いに協調し合い、コンテンツや知識の共同創造に取り組んでいる。これはほんの始まりにすぎない。

それで?

知識の共有と共同創造というこの驚くべき変革が、気候、原油、食糧、生物多様性の問題解決に役立つとしたらどうだろう?しかし、これはマウスボタンをクリックして解決できる魔法などではない。我々が望むような幅広い変化をもたらす、効果的な生かし方を見つけるには時間がかかるだろう。

国連大学はウェブマガジンやドキュメンタリーシリーズを通じて、今後求められる様々な変化や、今「我らの世界」を再構築している真只中で起きている変化の意味を明らかにし、みなさんと共に理解を深めていきたいと考えている。

私たちは、リサーチと確かな証拠、親しみやすく分かりやすいに言葉遣いに根ざしたジャーナリズ的スタイルを導入した。この新たな試みを通じ、みなさんとの対話を深めたい所存だ。

アイデアや経験を共有したい人なら誰でも、「Our World 2.0」に投稿することができる。

なぜ今なのか?

京都議定書の二酸化炭素排出削減目標を達成するまで、およそ4年が残されている。これらの削減目標に到達するためには、極めて劇的な変化が必要と言えよう。たとえ目標を達成できなかったとしても、私たちはその変化を追跡し、そこから学びたいのだ。

原油価格は先ごろ 1バレル 140ドルの大台に達し、その後も高騰を続けており、近い将来 200ドルに達するとも言われている。これは、過度に原油依存する経済に、多大な影響を及ぼしている。

多くの国々は、安価な輸入食糧品に頼っている。しかし、これは持続可能なのだろうか?カーボンフットプリントとは何なのか?高騰する原油価格は、食糧輸送に影響を及ぼすのだろうか?気候変動の影響は?農地をバイオ燃料生産地へ移行させるとどうなってしまうのだろう?

また、既に気候変動の脅威にさらされているバイオ燃料および単一栽培による農産業は、地球の生物多様性に対し負の影響を与えている。

発展途上国では、事態は極めて不安定だ。個人世帯の可処分所得は非常に低く、食糧価格のわずかな変動が、深刻かつ急速な影響を及ぼすことがある。

これらの事実から分かるように、気候、原油、食糧安全保障、生物多様性の諸問題は、今後何十年にも渡り、一段と我々の懸念を深めていくことだろう。

そして将来、みなさんと共に、最適なグローバル・ライフスタイルを目指す、未来版「Our World 2.0」を設計してみたいというのが私たちの願いである。

  • http://ourworld.unu.edu/jp/bye-bye-beta-hello-new-design/ Our World 2.0よそおい新たに | Ourworld 2.0 日本語

    [...] Our World 2.0よそおい新たに | Ourworld 2.0 日本語 var callbacks = []; Ourworld 2.0 日本語紹介 English気候石油食糧生物多様性ビデオOur World 2.0よそおい新たにby キャロル スミス on 2010年03月12日キーワード: ウェブ2.0, コラボレーション, ソーシャル・メディア, 国連大学Our World 2.0ウェブマガジンを、装い新たにお届けできることとなり、私たちは誇りと喜びでいっぱいだ。昔からの読者には、引退したばかりのベータ版と比べてずっとアクセスしやすくなったと感じてもらえたら嬉しい。初めてこのサイトを訪れてくれた方々には、是非ためらわずに飛び込んできてほしい。誕生から20か月経ち十分に成長を遂げたOur World 2.0は、現代の最も差し迫ったテーマについて、魅力的かつ信頼のおける声を(日本語と英語の2カ国語で)これまでお届けしてきた。高品質の内容を最高レベルのデザイン(ウェブログ大賞2008の“ベストブログデザイン賞”受賞)に乗せて、洗練されたウェブマガジンをご提供してきたのに加えて、今回の新バージョンではソーシャル・メディア・ツールを組み合わせ、私たちの次なるステップを目指している。2008年7月の第1回目の記事にさかのぼってみよう。私たちはまず、地球の抱える諸問題(もともとは気候と石油と食料の3つで、後に生物多様性が加えられた)が、なぜ当サイトの主要テーマとなっているのかを説明した。地球規模の経済危機の只中にあった当時、これらの危機的諸問題が互いに絡み合いひとつの問題へと収束するのを世界は目撃していた。私たちはこれをかつてない状況と感じたが、今もそれは変わらない。様々な分野の専門知識と経験を持った人々が、目下の課題と来たる課題を解決するため協力し始める必要があるのだ。第1回目の記事は、Our World 2.0の名前の由来についても語っている。「ウェブ2.0」が共有と共同創造に基づいた新次元のウェブの姿を表現していることにならい、私たちのウェブマガジンも、世界はそれと同様の協調の精神を必要とするという信念を表明して名付けた。新デザインでの再出発を機に、私たちはこの強力な場をいかに効果的に活用し、世界の仕組みを幅広く変えてゆけるのか、新たなる探求を始める。これまで1年半の間、私たちは気候変動と資源問題について、現場からの非常にパーソナルな生の声をすくいあげるために革新的な取り組みを続け、フィルターがかからず、あまり取り上げられていない声を選んで紹介してきた。また、本質的な社会通念ともなっている科学的かつ政策的な情報を抽出し、できるかぎり身近に感じてもらおうとしてきた。これまで記事を寄稿してくださった方々、そしてフリッカーからの写真の掲載を承諾してくださった方々に、この場をお借りしてお礼を言いたい。そして誰よりも読者の方々に感謝したい。これまでの支援、そしてコメントやフィードバックをとてもありがたく思っている。私たち一同より皆様にお礼を言いたい。とりわけ喜ばしく思うのは、非常に多くの学生の方々が、このウェブマガジンを学習の補助教材として利用してくれていることだ。初めてこのサイトを訪れる方々には、まずOur World 2.0のコミュニティのメンバーになることをお勧めする。Facebook, Mixi, YouTube, Vimeo, iTunes、そしてもちろんTwitterでもご参加いただける。そして気に入った記事があった時は友達とシェアしてほしい。また私たちのRSS に登録していただくのも、最新情報を得る絶好の方法だ。今回の新デザインでは、これらの操作をすべてワンクリックでできる便利なボタンが右上に用意されている。私たちは今後ともオリジナルのストーリーを伝える努力を続けていく。より持続可能な未来に向けて取り組んでいる傑出した人々について、読みやすい記事、短いビデオブリーフ、ポッドキャスト、フォトエッセイなどの形で、これからも発信していきたい。そして究極の夢は、さらに多くの読者やライターや視聴者やコメント投稿者たちとつながり、皆様と手を取りあって我々の世界を向上させていくことだ。感謝の気持ちをこめて。The Our World 2.0チーム一同よりblog comments powered by Disqus var disqus_url = 'http://ourworld.unu.edu/jp/bye-bye-beta-hello-new-design/ '; var disqus_container_id = 'disqus_thread'; var facebookXdReceiverPath = 'http://ourworld.unu.edu/jp/wp-content/plugins/disqus-comment-system/xd_receiver.htm'; var DsqLocal = { 'trackbacks': [ ], 'trackback_url': 'http://ourworld.unu.edu/jp/bye-bye-beta-hello-new-design/trackback/' }; (function() { var dsq = document.createElement('script'); dsq.type = 'text/javascript'; dsq.async = true; dsq.src = "http://ourworld-jp.disqus.com/disqus.js?v=2.0&slug=private_our_world_20&pname=wordpress&pver=2.31"; (document.getElementsByTagName('head')[0] || document.getElementsByTagName('body')[0]).appendChild(dsq); })(); コミュニティーRSS FeedShare this pageiTunes PodcastsTwitterFacebookMixiUNU Youtube ChanelVimeo UNUChanelOurWorld Flickr Photos印刷印刷カテゴリー人気のカテゴリーしくみ解明シリーズ:インタビュースペシャルレポートビデオブリーフレビュー一般討論会2.0関連記事 Our World 2.0 — 2009 年を振り返って COP15「気候変動に対する先住民の証言」映画祭 OurWorld 2.0へようこそ筆者についてキャロル スミスキャロル・スミスは約13年前にジャーナリズム論で学士号を取得し、その後コミュニケーションに関わる職をいくつか経験している。彼女の故郷であるモントリオールにて環境協力委員会(CEC)の編集部の主任もその仕事の一つだった。夫の東京転勤に伴い、彼女は国連大学メディアスタジオに職を得、持続可能な生活の推進の手助けをするという長年の願いをかなえようと意欲的だ。著作権本記事の著作権はクリエイティブ・コモンズに基づく。クリエイティブ・コモンズに関する規約の全文は下記バナーよりご覧ください。 本記事の著作権はクリエイティブ・コモンズに基づく。クリエイティブ・コモンズに関する規約の全文は下記バナーよりご覧ください。次段落の条件に従う限り 以下のことを自由にできます。: 本作品を複製、頒布、展示および実演することができます。 二次的著作物を作成することができます。あなたの従うべき条件は 以下の通りです。: 表示. あなたは出所である原著作者の明示をしなければなりません(但し、原著作者が承諾している場合はこの限りではありません)。 非営利. あなたはこの作品を営利目的で 利用してはなりません。 継承. もしあなたがこの作品を改変、変形または加工した場合、 あなたはその結果生じた作品を原作品と 同一の許諾条件の下でのみ頒布することができます。カテゴリー» しくみ解明シリーズ:» インタビュー» スペシャルレポート» ビデオブリーフ» レビュー» 一般» 討論会2.0Themes» 気候» 石油» 食糧» 生物多様性検索Contacts紹介利用条件 著作権 プライバシーポリシー var analyticsFileTypes = ['pdf']; var analyticsEventTracking = 'enabled'; var _gaq = _gaq || []; _gaq.push(['_setAccount', 'UA-254067-18']); _gaq.push(['_trackPageview']); (function() { var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true; ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js'; (document.getElementsByTagName('head')[0] || document.getElementsByTagName('body')[0]).appendChild(ga); })(); var title_Email_This_Article = 'このサイトをお友達に紹介'; var title_Email_Close = '閉じる'; var title_Good = 'Your message was sent successfully. Thank you for sharing this page.'; var ajax_url = 'http://ourworld.unu.edu/jp/sharethis/'; jQuery(window).ready(function(){ jQuery.each(callbacks, function(k,v){ eval(v+'()'); }); });   [...]