ファティマ・ガーニは、国連大学グローバルヘルス研究所(UNU-IIGH)のポスドク研究員。博士課程で行った社会疫学に関する研究では、HABITAT(多くの段階において時間の経過とともに変化する様子を研究する経時的研究)で得られたデータを用いて、近隣地域での徒歩移動におけるジェンダーや年齢による不平等を緩和するために必要な、社会的・物理的変革を明らかにした。ガーニの研究は、健全で住みやすいコミュニティに関する研究高等研究センターによるさらに幅広い取り組みの一環として実施されており、オーストラリアの医療研究会議と保健医療研究評議会からの資金供与により、活動的な暮らしと高齢化コミュニティを支援する生態学的対策の参考にもなっている。