フィンランドのヘルシンキにある国連大学世界開発経済研究所(UNU-WIDER)所長。フィン・タープ氏は理学修士、経済博士号を取得したコペンハーゲン大学にて経済学部開発経済学の教授も勤める。タープ教授は30年におよぶ学問としての開発経済・応用開発経済の研究と教授経験を持つ。現地活動はアフリカ全土の多くの国々で行っており、その他スワジランド(2年)、モザンビーク(8年)、ベトナム(2年)など発展途上国での長期滞在の経験も豊かだ。開発戦略と外国支援に関する国際的な第一人者で、専門分野は貧困、所得分布、成長、ミクロ・マクロ経済政策とモデリング、農業政策・計画、世帯・企業開発、景気調整と改革。フィン・タープ氏は大学教授のほかに、政府や資金提供組織の重要な役職や顧問を務め、数多くの国際委員会や諮問機関のメンバーでもある。その中にはEuropean Union Development Network(EUDN、欧州連合開発ネットワーク)African Economic Research Consortium(AERC、アフリカ経済学研究コンソーシアム)を含む。