ヨルン・ビルクマン博士は、ドルトムント大学で空間設計学の博士号を修得し、ボン大学地理学科 で地理学(大学教員資格)の後期博士課程を修了した。脆弱性、持続可能な開発、環境評価といった分野で広い見識があり、社会経済的傾向と環境劣化の評価方法の開発を専門としている。彼は現在、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の『気候変動への適応促進のための極端現象と災害管理に関する特別報告書』 で筆頭執筆者を務めるほか、インドネシアとベトナムの沿岸地域および洪水多発地域の脆弱性評価にも携わっている。