齊藤修氏は国連大学サステイナビリティと平和研究所の地球変動とサステイナビリティ部門でアカデミック・プログラム・オフィサーを務め、また、「サステイナビリティ・サイエンス」のマネージング・エディターの任に当たっている。アジアにおける資源循環社会の構築、サステイナビリティアセスメントと指標システム、環境リスク管理、オントロジーに基づくサステイナビリティ学の知識の概念化などに関連してリサーチプロジェクトをまとめた経験を持つ。アジアの環境問題が世界の環境、経済、人間社会に及ぼす影響が増大するのを認識、最近ではアジアにおいて、生態系サービス、バイオマス利用、人間の福利の間に健全な相互関係を創出及び維持することを目指し、サステイナビリティアセスメント手法の策定(多基準解析)や政策も含めた将来のシナリオの策定に注力している。