クリスティン・マイヤー氏は、国連大学物質フラックス・資源統合管理研究所(UNU-FLORES)のCapacity Development and Governance Unit(能力開発・ガバナンスユニット)の研究員である。UNU-FLORESでは、ガバナンスと科学的根拠に基づく意思決定についての研究などを行うほか、Nexus Observatory(ネクサスオブザーバトリー)の基本理念と政策の策定にも携わる。それ以前は、在ニューヨーク欧州連合(EU)国連代表部でミャンマーと北朝鮮における人権状況に関する決議の調査・分析に携わり、また、国連機関や市民団体などにも従事していた。マイヤー氏は、英国のNational Team of Higher Education Reform Experts(高等教育改革専門家ナショナルチーム)の顧問を務め、欧州高等教育圏における学生の流動性、質の保証、学位認証などの問題にステークホルダーの関心を向けさせ、それらの問題に対する取り組みを推し進めた。ノッティンガム大学で国際公法学修士、シェフィールド大学で法学士を取得した。アイスランドでの留学経験もある。