フェン・ワン博士は国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の電子廃棄物問題を解決する(StEP)イニシアチブのリサーチ・アソシエイトである。新興経済国において主要なE-waste前処理工程である手作業解体に関して調査をするため、StEPの「ベスト・オブ・2ワールズ」プロジェクトとともに活動している。UNU-IASのSCYCLE(持続可能なサイクル)ユニットの一員として、ワン博士は中国などの開発途上国におけるE-waste管理を中心に、E-wasteに関するさまざまなテーマを研究している。2010年以降、世界のE-waste排出量の数量化のための手法とモデルを評価すべくStEPとともに活動している。現在、ワン博士はオランダのE-wasteの流れのマッピングと評価を行うオランダの研究プロジェクトに参加している。