アデモラ・アデンレ氏は英国ノッティンガム大学から遺伝学と分子毒性学の博士号を修得した。英国のサリーで開催されたBritish Toxicology Society’s Annual Congress(英国毒性学会の年次学会)で博士課程での研究発表を行い、学生分野で最優秀プレゼンテーション賞を受賞した。アデンレ氏は日本学術振興会のフェローであり、国連大学高等研究所の持続可能な社会のための科学技術プログラムの一員である。また政策研究大学院大学の客員学者でもある。現在、開発途上諸国の持続可能な農業と気候変動の緩和策におけるバイオテクノロジーの役割について主に研究している。