ウィレム・モルテンはパン職人、映画監督および地域活動家であり、ニューメキシコ州サンタフェにCloud Cliffベーカリーを経営している。自生小麦の有機栽培の再興を支援しており、1993年にはThe Northern New Mexico Organic Wheat Project(ニューメキシコ北部有機小麦プロジェクト)の立ち上げに尽力した。モルテンは、エミー・グッドマンやグレッグ・メロに焦点を当て、核兵器と市民の反抗を取り上げたドキュメンタリー映画「Cry at the End of the 20th Century」(20世紀末の叫び)を監督した。また、ペルーの熱帯雨林に居住するシピボ・コニボ族と共同で女性の成人式に関する映画を制作し、音楽はコレオ・アエレオが、ナレーションはジーン・ハックマンがそれぞれ担当した。その他、Ecoversity TVで放送される養蜂や日干しれんが、藻類、太陽、持続可能性に関するショートフィルムの制作も手がけている。母国であるオランダのアムステルダム大学で文化人類学の修士課程を修了し、アラモス研究ブループ(Los Alamos Study Group)の責任者を長年勤めている。また、Vortex Politicoというブログに定期的に記事を掲載している。